(仮称)豊田市スタジアムについて

1、 政策決定過程について
@ スタジアム建設の政策決定過程について
A 計画段階のビッグプロジェクトの政策決定過程について

2、 スタジアム建設計画に関する情報公開について
@ 市が想定する事業収支予測について
A 市民運動グループに公開した資料について
B 条例に基づき公開された資料の市民閲覧について

3、 スタジアムの運営組織について
@ 運営組織は第3セクターかどうか
A 年間運営赤字の許容範囲は 
 
4、W杯ベースキャンプ地の誘致について
@ どこのチームにアプローチしているのか
A 競合自治体はあるのか
B 誘致の成功した場合の施設整備及び財政支出は

一般質問 &
答弁

議長のお許しを頂きましたので、私は通告してあります(仮称)豊田市スタジアムについて質問いたします。
私は,2月の市議会議員補欠選挙におきまして新たに議員に選出していただき今回が初めての質問でございます。また、議員、理事者の皆さんすべてが先輩であり、1年生の、しかも転校生の初登校ような気分で非常に緊張しており、お聞き苦しい点があるかもしれませんが、どうかよろしくおねがいします。

私は、市民運動グループの巨大サッカー場問題を考える会の副会長をしておりますが、この会は、多くの市民の皆さんが心配されているサッカー場建設の様々な疑問を市民の立場で市当局に対して投げかけ、市民にとって最善の結果となるよう取り組んでまいりました。
H10年5月には、スタジアム建設の賛否を問う住民投票を求める署名活動活動を行ない、1ヶ月という短期間に有権者、約32,000人の署名を集めました。これは、直接請求に必要な数の6倍以上にあたります。また、市当局が公開を執拗に拒否し続けた電通中部支社、作成のスタジアム事業収支計画を情報公開条例に基づき公開させるなどの活動を行ってまいりました。

こうした活動などを評価いただき、私は、鈴木公平新市長が初当選された選挙と同時に行われました市議会議員補欠選挙におきまして市の情報公開の徹底と市民参加型市政の実現を掲げ、市民の皆さんの非常に大きなご支持を頂き当選させていただきました。強力な支持基盤を持たない私が当選させて頂いたのも現在の市政や議会に対し、市民の声が届いていない、もっと市民の声に耳を傾けてほしいという気持ちがこの2月の選挙結果になっていると思います。
鈴木市長も多くの機会に言われています通り、21世紀のまちづくりの基本はまさしく情報公開と市民参加であると思います。これらの事を踏まえ4点について質問いたします。


1点目は、政策決定過程について2項目質問致します。
@ としまして、スタジアム建設の政策決定過程についてであります。この計画は重複署名や市外の方も署名したという25万人署名を大義名分に市民の多くがサッカー場建設を望んでいるかのように見せかけた事から始まりました。その後,事業収支を問題にし、多額の運営赤字が出るのではないかと指摘されると、今度は、子供たちに夢と感動を与える教育施設であるという言い方に変えるなど、一貫した政治信念を全く感じさせない思いつき政策です。また、約32,000人という直接請求に必要な数の6倍以上の署名が集まった住民投票を求める市民の声を完全に無視するという真摯な対応が全く見られない一連のスタジアム建設計画の政策決定過程を当時助役として大変なご苦労と葛藤が個人的には、あったとは思いますが、市民参加をモットーにされる新市長として現在どのようにお考えになるのか、お尋ねいたします。更に建設が決定されてから事業収支予測をするという全く本末転倒な政策決定されている事につきましてもあわせてお答え下さい。

A としまして、今後計画される、また、現在計画過程であります予算規模の大きなプロジェクトに関してどのような政策決定過程のあり方をお考えなのか、お伺い致します。議決案件、議案第5号 豊田都市計画審議会条例 にも関係することですが、市民参加という事をお考えであれば計画段階で公聴会を開催するとか、公募市民が過半数以上を占める審議会等を設置し、組織や団体等に所属していない一般市民の生の声を聞くべきではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。

次に2点目、(仮称)豊田市スタジアムに関する情報公開について3項目質問致します。
@ としまして市が想定する事業収支予測についてであります。
市民運動グループの巨大サッカー場問題を考える会(以下 、考える会)が、小林 收会長名で豊田市情報公開条例に基づき、電通中部支社、作成の事業収支予測シミュレーションの公開を平成11年11月26日に請求し、先日、ようやく公開されました。
この中では、5通りのパターンが提示され、最も収益を重視したパターンで年間想定損益、運営赤字のことですが、これが約3600万円。

複合施設の利用とサッカーを中心とした広範囲の利用で年間想定赤字が約4億2500万円と出ておりました。パターンによって非常に大きな差があります。
この試算において支出部分は、複合施設関連を除くと約5億円と大きく変動することはないかもしれませんが、収入部分について非常に甘い設定がされています。
例えばパターンBのスタジアム機能特化型,サッカーを中心とした広範種目利用では、プロサッカーゲーム8試合,観戦型映像イベント15日、延べ利用日数75日としています。プロサッカーゲームの入場者数の設定が1試合20,000〜25,000人です。

200万都市で公共交通機関が整っている名古屋瑞穂陸上競技場、99年 J−1リーグセカンドステージ入場者数の平均 13,018人と比べてみますと非常に甘い設定です。また、入場料を500円も取るという観戦型映像イベントも1年間に15回行ない平均約7,000人動員しなければなりません。更には、飲食施設売上や広告料売上の試算もありますが、広告代理店の営業経験のある私から言わせて頂ければ常設広告料として300万円〜1000万円も出せるところが10社もある訳がないというのが実感です。飲食施設売上も3名のレストランオーナーに出店料率や客席数と回転数の設定について直接伺ってみましたところ、皆さん,それぞれ17%という出店料率や客席数250席の1.2〜3回転というのはこのご時世にとても無理だ。と言われていました。
そこで、私は、電通作成のシミュレーションを基に現実的な数値を入れ試算してみましたところ、次のような結果になりました。

施設使用料はすべて、まるまる1日使ったとしても収入として約1億9,000万円。これでも相当希望的数値を当てはめてみたのですが、支出の約5億円を差し引きますと3億円を超える運営赤字が出ます。これには複合施設の収支は入っておりません。
また、J−1リーグのセレッソ大阪の本拠地である長居陸上競技場の平成10年度の収支決算状況を調べてみようと大阪市建設局に連絡しましたところ2月28日にFAXを頂きました。
歳出  8億447万3,163円。 歳入  1億6,586万3,096円だそうです。
差し引き、約6億4,000円。これがJリーグのホームチームを持っている競技場の運営赤字です。
また、平成10年度 横浜国際総合競技場の収支決算は、3月1日に横浜市会事務局調査課調査係から頂きました資料によりますと9億9,260万2,857円の受託管理施設収入を計上してやっと収支差額が46万2,601円です。単純に考えますと9億9,214万256円。約10億円の運営赤字が発生しているということであります。
そこで質問いたします。電通作成のシミュレーションが出来てもうすでに1年が経過しようとしているのですが、これを基に市独自でシミュレーションを作成している所と伺いました。これが、いったいどこまで進んでおり、いつ公開できるのか。今の段階で公開できる部分があるのか、そして、維持管理費の赤字額が、赤字と言いたくなければ収支の差額と言って頂ければ結構ですが、これが、おおよそ、どのくらいになりそうなのか、市民の皆さんが一番知りたがっているのはここです。端的にお答え下さい。

A としまして、市職員の情報公開に対する意識についてであります。こうした市民運動グループに対して公開した資料はなぜ、情報公開条例に基づいた請求をしないと公開できないのか。条例としては順調に機能し始めている事の証明かもしれませんが、条例に基づいた請求をしなくても各担当セクションの判断で公開できるのではないでしょうか。職員が,条例に関係なく情報を公開する判断基準がどこにあるのかお尋ね致します。また、職員に情報公開条例の内容や情報公開とは何かという教育をしているのかどうかを含めてお答え下さい。

B ですが、情報公開条例に基づく請求に対して公開された資料の市民閲覧についてであります。考える会が情報公開を請求し、公開された資料や今後想定される条例に基づく公開資料などの市民への閲覧のお考えはないかお尋ね致します。公開された資料は情報公開の請求をした個人や団体だけの財産ではなく当然市民全員が見る権利、知る権利を有していると思います。もし、だめだというのであれば、35万市民一人一人が請求すればいいのかという議論にもなりかねませんので明快な回答をお願いします。


3点目、スタジアムの運営組織についてであります。
平成11年9月議会の天野議員や12月議会の山内議員から、また、代表質問で都築議員や先ほどは、水野議員からも質問がありましたが、完成を間近に控え、未だ運営組織を決定していないというのは市民感覚からすれば、全く理解に苦しむところであります。民間企業に置き換えて考えてみますと、責任の所在をあいまいにし、生産コストよりも販売価格を低く設定し、売れるかどうか全くわからない製品を大量生産し、責任を取らせる担当役員を慌てて決めているようにしか見えません。 
電通中部支社の試算でも約3600万円から4億2500万円の運営赤字の出る施設です。市民の皆さんが額に汗して働いて納めた税金を投入する施設です。通常の市民感覚からすれば、誰が見ても教育施設ではありません。市長も替わり今までのトップダウン方式から市民の声を市政に反映させるボトムアップ方式に変わる気配を感じながら2項目について質問いたします。

@ としまして、施政方針でも市長が、法人の設立に向け、と言われておりましたが(仮称)豊田市スタジアムの運営組織は市直営ではなく、電通の試算の前提にありました財団方式などの第三セクター方式をとるのかどうか、もしそうなら、株式会社なのか財団法人なのかお答え下さい。また,いつまでに運営組織を決定されるのかも含めてお尋ね致します。

A として、どのような形で運営するにしても当然、経営感覚は必要だと思います。夢と感動を与える教育施設というのであればスタジアム本体の市民利用も大前提になると思いますが、そうなれば赤字額も増大することでしょう。複合施設のない私の甘い試算でも3億円を超える赤字です。大阪長居競技場で6億4,000万円の赤字です。横浜国際総合競技場は、10億円の赤字です。
そこで、お尋ね致します。市の持ち出し額として、市民の大切な税金投入を年間どれだけなら許容範囲と考えるのか、お答え下さい。


最後に、ワールドカップベースキャンプ地の誘致について3項目質問致します。
@ としまして具体的にどこのチームにアプローチをしているのかであります。先日、中村議長を始め 数名の訪問団 が、イングランドチームの誘致の為、渡英されていましたが、その他にも具体的なチーム名があがっているのかどうかお答え下さい。

Aとしましてイングランドであれ、他のチームであれ、競合自治体があるのかどうか。あれば、わかっている範囲で結構ですので具体的にお聞かせ下さい。

B としまして、キャンプ地の誘致にあたり、どのような条件で誘致を成功させようとしているのか。また、成功した場合、現在ある施設以外に施設整備の必要性があるのかどうか。あるなら、市税の投入をいくらぐらいと考えているのかお尋ね致します。
確定申告の季節ですが、これらの事業は、法人も含め市民の皆さんがこの不況下に額に汗して働いて納めた大切な税金で行われている事を念頭に置きお答え下さい。

 以上で私の最初の質問を終了いたします。初めての質問で大変お聞き苦しい点があったことと思いますが、どうもありがとうございました。時間が余りございませんので明快かつ簡潔な回答をよろしくお願いいたします。

○議長(中村紘和君) 杉山中央公園推進室長。

○中央公園推進室長(杉山 功君) 私からは、岡田議員の仮称豊田市スタジアムについての御質問にお答えをさせていただきます。

 1項目めの政策決定過程についての1点目、政策決定のプロセスをどのように考えているかについてでございますが、仮称新中央公園・豊田市スタジアムの政策形成については、市民の皆さんの要望や議会からの提言を受け意思決定を行い、地元の御理解をいただきながら、また、議会において特別委員会の検討や本会議での議論を経て進めてまいりました。また、施設の規模の決定など意思決定の過程においても、議会からの提言を受け検討する中で、市民団体との意見交換を行いました。市民の皆さんの意向把握及び理解をいただくための対応に努め進めてきたと考えております。

 今後、計画されるプロジェクトについてのプロセスは、についてでございますが、現在策定中の第6次総合計画策定過程においても、市民提案、地区での懇談会の実施や各層の市民の皆さんとの意見交換などが予定されておりますように、政策立案の段階から市民参加の手法をとっております。

 今後の事業の実施にあたっても、施策に関する市民の意向の十分な把握と必要な情報提供をして市民の皆さんの理解を得る中で計画立案し、議会に諮り、決定をしてまいります。

 2項目めのスタジアム建設計画に関する情報公開の1点目、市が想定する収支予測はどうなっているかについてでございますが、平成10年度、委託作業においてスタジアムの運営に関する収支予測を行いました。現在、施設経営をする上でかかる経費の改善と使用料などの確保を行う課題を持って検討作業を進めているところでございます。施設運営管理の経費や使用料の収入に関しましては、運営組織形態などの検討内容により大きな変化を受けます。そのため平成10年度の早い時期に組織形態の決定を行った後、速やかに提示をしてまいりたいと思っております。

 3項目めのスタジアムの運営についての1点目、スタジアムの運営組織は市営か民営か第三セクターかについてでございますが、市長より代表質問で都築議員に御答弁をされておりましたが、仮称新中央公園・豊田市スタジアムの運営につきましては、施設の活用を図り、効率的な施設経営を行うため、民間的な経営センスを生かせる組織とする方向で第三セクターをベースとして検討していますが、議会や御協力をいただいております民間の皆さんの意見を聞きながら、現在最終調整の段階に入っております。

 年間赤字の範囲は、についてでございますが、現在かかる経費などの詳細を検討しているところであり、公の施設としての管理に必要な経費の額及び想定する収入についての見極めを行っているところでございます。平成12年度の早い時期にかかる経費の試算を公表してまいりたいと思っております。

 4項目めのワールドカップベースキャンプ地の誘致についての1点目、イングランドを含めどのチームにアプローチをしているかについてでございますが、ヨーロッパのサッカー強国を中心に誘致をしてまいります。イングランド協会とオランダ協会については、直接各協会に出向き本市の施設の状況などを説明してまいりました。

 2点目、競合自治体はあるのかについてでございますが、日本国内の2002年FIFAワールドカップの公認キャンプ候補地は84箇所でございます。それぞれが誘致活動、またその準備を進めていると思われます。イングランドとオランダを視野に誘致をしている他の自治体について、確実な情報は承知しておりません。

 3点目、誘致が成功した場合の施設整備及び財政支出についてでございますが、豊田市スタジアムは2002年ワールドカップサッカー大会日本組織委員会の公認キャンプ候補地募集要項によるトレーニング施設の基本条件を満たしている施設でございます。キャンプを行うチームに対して新たに施設を改修する等の予定はありません。ただし、警備、その他運営上の対応については、具体的にチームが決まった後に当該チーム、組織委員会などとの協議によって対応することになります。

 以上、御答弁とさせていただきます。

○議長(中村紘和君) 宇井総務部長。


○総務部長(宇井e之君) 私からは、岡田議員の2項目めのスタジアム建設計画に関する情報公開について、二つの質問にお答えをいたします。

 まず1点目は、市職員の情報公開に関する教育はしているのか、また情報公開条例を使わなくても資料を公開する判断基準は、という御質問であります。

 情報公開制度を適切に運用するためには、職員一人ひとりが制度の趣旨を十分に理解していかなければなりません。そこで、条例の施行に向けて文書取扱責任者や管理職への研修、職場研修や庁内報の発行などを実施してまいりました。今後も文書取扱責任者等への研修や運用状況の配布などを通して制度の推進役である職員の教育を実施してまいります。

 次に、情報公開条例を使わなくても資料を公開する判断基準についてでありますが、基本的な考え方は、市民生活に役立つ情報や市民の関心が高い情報で既に公表されているもの、また公表が予定されている情報や従来から提供している情報などは、情報公開の手続を経ることなく積極的な情報提供に心掛けてまいります。

 なお、情報提供できるかどうかの最終的な判断は、情報公開条例の第7条、実施機関の公文書の公開義務を判断基準とすることになります。

 次の御質問、条例に基づいて公開された資料の市民閲覧についての考えはどうかという御質問であります。

 情報公開条例に基づいて公開を実施した公文書の中から、個人情報を本人へ公開した場合を除いたものを本年4月より市政情報コーナーに配置し、市民の方々が自由に閲覧できるようにしたいと思っております。

 以上、御答弁といたします。

○議長(中村紘和君) 鈴木市長。

○市長(鈴木公平君) 政策決定過程ということでスタジアムのこれまでの進め方などの御質問をいただきました。

 私は、実は岡田議員よりもっと新しく2月19日に市長に就任させていただきました。したがいまして、今後のことについて思いを述べさせていただくことが適切だと心得ます。

 今後のプロジェクトについての御質問をいただきましたのでお答えをさせていただきますが、さきにもお答えをさせていただきましたように、少なくとも主要施策はということで、この主要施策とは、市民生活に直接かかわるものや、多くの経費と将来への影響の大きいものでの新しい施策、これらにつきましては素案の段階から公表に努めたいということを申し上げてまいりましたけれども、今も変わっておりません。そのように努力させていただきます

議長(中村紘和君) 1番、岡田耕一君。

○1番(岡田耕一君) 非常にいろいろいただきましたが、再度質問させていただきます。

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 あと杉山室長に再度しっかりお聞きしたいのが、電通作成をもとにして作られたシミュレーションをもとに独自で作っていると思うんですが、いつまでに公開していただけるかということで、早い時期にということではなくて、いつまでに、何月ごろということでお伺いできたら非常にありがたいなと思っております。

 あとそのほかの部分でございますが、維持管理費の赤字が大体どのくらいということも含めてお答えいただければありがたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

○議長(中村紘和君) 杉山中央公園推進室長。

○中央公園推進室長(杉山 功君) 岡田議員の再質問に御答弁を申し上げます。

 まず初めに、いつまでにということでございますが、先程御答弁を申し上げましたように、現在最終的な調整を行っておりますので、新年度のなるべく早い時期に公開をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 また、2点目の赤字の許容範囲というようなことでお尋ねでございましたが、豊田市スタジアムは国際的かつ地域間のスポーツ交流を促進する拠点として整備し、公の施設としての管理運営をしていくものでございます。そこで、運営にあたっては、公共性を確保しつつ、維持管理費の軽減や民間ノウハウの導入を進め、公立的な運営を行うものでございます。また、こうした経営努力のほか、本施設は魅力ある広域の都心づくり、まちづくりに寄与する集客施設であることから大きな経済波及効果が期待でき、本市の交流産業や中心市街地の活性化に寄与するものと考えております。公の施設として管理運営していくものですので年間赤字の許容範囲という考え方は持っておりませんけれども、最少の経費で最大の効果を上げる効率的な運営に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上で御答弁とさせていただきます。

○議長(中村紘和君) 1番、岡田耕一君。

○1番(岡田耕一君) 再度質問させていただきます。

 鈴木市長の今までの代表質問等の御答弁の中に費用対効果とか、あといろんな部分でなぜやるのか、効果はどれほどなのか、費用も含めたことも言われておりました。その辺も含めて5億円でも6億円でも垂れ流しでいいというお考えなのかどうか、ある一線引かなければならないのかどうか、そういう金銭的なところの歯止めがあるのかどうかということだけお答えをお願いいたします。

○議長(中村紘和君) 杉山中央公園推進室長。

○中央公園推進室長(杉山 功君) 岡田議員の再々質問に御答弁を申し上げます。

 先程御答弁を申し上げましたように、これは公の施設ということでございますけれども、とはいえこれからの行政はそういう施設においても最少の経費で最大の効果を上げる効率的な運営ということを目指していかなければならないと、こういうことを念頭に置いておりますので、額は申せませんが、その気持ちを御理解いただきたいと思います。

 以上、御答弁といたします。

○議長(中村紘和君) 以上で1番、岡田耕一君の質問を終わります