議案質疑項目
(所属する委員会に付託される議案については議案質疑できず、委員会で質問するという取り決めになっています。)

議案第76号 豊田市廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防及び調整に関する条例について

@     他の自治体でも同様の条例が施行されているようですが、その状況、効果について

A     20条の豊田市廃棄物処理施設設置調整委員会について

     委員会の構成ですが5名以下になっておりますが、当然所用等で会議に全員出席できないことも想定されますが、その人数で大丈夫か。

     会議は公開しないとなっていますが、住民が意見陳述するような特別な案件があっても一切できない完全非公開かなのかのどうか。会議非公開の理由は。

     委員会委員の選定はこれからなのか。もうすでに打診をしていい感触を受けているのかどうか。

B     条例施行期日を9月1日としていますが、もっと早くできないか。

 

 

95号 工事委託契約の蹄結について(豊田市猿投公園建設工事委託)

@     今回の豊田市猿投公園の建設工事は、体育館、弓道場等の建設工事委託でありますが、ここの運動公園は、豊田市運動公園とも呼ばれています。その名称の区別の仕方と陸上競技場、野球場、球技場と含め、なにが中央施設か、何が地域施設かわかりません。その区分けの考え方について

A     また、時代時代によって位置付けが変わってしまうようですがどうか。

B     この契約は、13億9000万円余で都市基盤整備公団と契約されましたが、過去の実績等から随意契約したと思われます。しかし、こうした事業は、民間でもより安価にやれるだけの実績のある、優れた業者がいると思われますが、はじめから都市基盤整備公団ありきであったのか。それとも選択肢があったのかどうか。

 

−−−− 議 事 録 −−−−

○議長(光岡保之) 他にございませんか。

 1番、岡田耕一議員。

○1番(岡田耕一) 私からも議案第76号について質問させていただきます。

 先程も若干同じような趣旨で質問があったんですが、若干違うということで質疑させていただくんですが、まず他の自治体でもこういう形で条例を実施されているということなんですが、その他の自治体での状況、あとそういう施行されてからの効果というものがわかりましたら、ぜひ教えていただきたいなということがまず1点目。

 あと2点目、第20条のところなんですが、廃棄物処理施設設置調整委員会について若干の質問をさせていただきますが、この審議会ではなくて調整委員会になりますので確かに法律の専門家等それなりの方を委員として選んでいかなければならないとは思うんですが、この委員構成が5名以下ということになっておりまして、当然お忙しい方を委員としてお願いすることになると思いますので、この5名で足りるのかということで、その人数で大丈夫かということでお聞きいたします。

 それから、会議は公開しないということになっておりまして、先程も意見書を出すといろんな企業さんから嫌がらせ等があるかもしれないというそういうことも想定されてなのかもしれませんが、いろいろ意見陳述するような特別な案件があった場合でも一切完全に非公開してしまうのかどうか、この非公開の理由というものをお聞きいたします。

 それから、委員会の委員の選定ですね、これはもう既に動きとしてある程度この5名以下という形になっておりますが、打診をしてそれなりにいい先生方になっていただけそうなのかどうか、この点もよろしくお願いします。

 最後ですけど、条例施行期日を9月1日という形にしております。やはりこの委員会、私自身もこの条例はすばらしい条例で一刻も早く施行していただきたいと思うんですが、教育期間、いろいろ準備期間等もあると思うんですが、なぜ9月1日という期日にしてしまったのか、そこも併せてよろしくお願いいたします。

○議長(光岡保之) 市川環境部長。

○環境部長(市川勝洋) 議案第76号、岡田議員からの質問にお答えを申し上げたいと思います。

 まず、1点目の他市、あるいは県の状況はどうかということでございますが、いわゆる廃棄法の設置許可権限を持っております中核市では高松市のみでございます。それ以外に市といたしましては小田原市、宗像市でございます。県内では実は今年度に入りまして一色町が作られております。県レベルでいきますと、兵庫県、神奈川県、福岡県でございます。

 実際効果のことでございますが、高松も条例ができて新しくてまだ案件になってないということでございまして、県レベルでやっぱり聞いてみますと、この条例が生きるも死ぬも行政が積極的にかかわっていかないと効果が出ないとおっしゃられております。私どももそういう認識でおりますのでよろしくお願いします。

 次は、委員会の構成メンバー、5人でいいかということでございますが、結論から申し上げて、いけるという判断でこのような条例を提案させていただいております。言うならば、現在やっております豊田市の廃棄物処理施設設置審査会というのがございます。これも実は5名でやっておりまして、2件ほど昨年度、今年度やっておりますが、問題なくできると思っております。

 ところで内々あたったかということでございますが、条例ができてからお願いをしていきたいと思っております。中身ですが、やっぱり廃棄物処理の関係の専門家、そして、法律関係では環基法、民法、あるいは民事訴訟、こちらに強い方にお願いしていきたいと思っております。

 それから、委員会の非公開の問題ですけども、やっぱり委員会の場では外圧のない状況で自由活発な御議論をいただきたいと。公平な立場、公平な答申をいただくために非公開としております。ただし、委員会への市長からの諮問内容、あるいは答申内容、そして議論された議事要旨につきましては、市の情報公開条例で開示をしていくという考えでおります。

 それから、条例の施行日、9月1日をもっと早くできないかということでございますが、今回もこうやってたくさんの御質問をいただいておりますように非常に影響度があって関心の高いことでございますので、3月からいろいろやってきたんですが、やはり成立後も3か月必要だと、そういう判断をしております。

 以上で答弁とさせていただきます。

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○議長(光岡保之) 他にございませんか。

 1番、岡田耕一議員。

○1番(岡田耕一) 私からは、議案第95号工事請負契約の締結について、豊田市猿投公園建設工事の委託についてでございますが、この今回の猿投公園の建設工事は、体育館、弓道場等の工事の委託についてですが、この運動公園は豊田市運動公園とも呼ばれております。今いろいろ議論になっておりますスタジアムの関係の中央公園の建設に伴って中央施設という部分と地区施設という部分、非常に不明確になっているように感じます。この地区には非常にすばらしい陸上競技場、野球場、球技場もございますが、何が中央施設か何が地域施設かわからなくなっている状況でございますので、その辺の御説明をよろしくお願いいたします。

 また、この中の中央公園の建設の絡みで時代時代によって位置づけというのが変わってきているように感じますので、明確にこれからもこの猿投公園がこうあるということも御説明をよろしくお願いいたします。

 次に、3点目でございますが、この契約は13億 9,000万円余で都市基盤整備公団と契約をされております。これは過去の実績等から随意契約したものと思われますが、こうした事業は民間でもより安価にやれるだけの実績のある企業、業者もいると思われますが、初めから都市基盤整備公団ありきであったのか、それとも幾つかの企業等選択肢があったのかどうか併せてお答えください。

 以上です。

○議長(光岡保之) 稲吉調整監。

○建設部調整監(稲吉昭男) 岡田議員の御質問にお答えをいたします。

 猿投運動公園の位置づけと私は今理解をしたわけですけれども、猿投公園は都市公園法上で言う公園の種別では、運動の用に供することを目的とした運動公園、そしてまた、その中の各運動施設については、豊田市の生涯スポーツプランの中で地域型スポーツ施設として位置づけられている体育館を除き、つまりグラウンド、野球場、広場等は広域型スポーツ施設、このように位置づけられておりまして、全市域の方に御利用を考えておるところでございます。

 それから、随契の話がありましたけれども、平成10年の10月に当時の都市整備公団と豊田市と工事委託契約を結んで、これに沿って現在も進めております。大規模な施設に豊富な経験があるとか、実績があるとか、すぐれた施設ができるとか、工程管理がうまくいくとか、いろんな実績がございますので随契をお願いしておるものでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(光岡保之) 1番、岡田耕一議員。

○1番(岡田耕一) ただいまの御答弁に対しまして若干私、理解ができなかったところがございましたので再度質疑させていただきますが、この猿投運動公園という部分と豊田市運動公園という部分の違いをちょっと明確にもう一度再度説明をよろしくお願いいたします。

○議長(光岡保之) 稲吉調整監。

○建設部調整監(稲吉昭男) 再質疑にお答えしますけれども、都市計画公園と言いますのは、小さな街区公園から広域な公園までいろいろ種別があるわけですけれども、それは面積に応じて、またその利用過程においてたしか5種類ぐらいあったと思いますけれども、そこの中でこの公園は運動公園と、こういう位置づけをさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

(納得できませんでしたが、議案質疑は2回までしか質問できませんので打ち切り)