2002年9月30日

豊田市議会議長

天野 弘治 


豊田市議会議員

篠田忠信 外山雅崇
大村義則 岡田耕一


豊田市議会の組織・運営の改善についての申し入れ

私たちは、これまでにも、豊田市議会の運営などの改善について、積極的に提言してまいりました。その中で、一定の議会改革、改善の努力がすすめられてきたところであり、それらの努力に敬意を表するものであります。同時に、さらに市民の期待にこたえ、市議会組織と運営の抜本的改善をすすめることが求められていると思います。そこで、私たちは、これまで申し入れてきた内容もふくめて、あらためて下記のように提案を行うものであります。

1, 全ての会派の参加による民主的議会運営をすすめるために
@交渉団体としての会派の基準を見直し、1人「会派」の参加のあり方を検討しつつ、少なくとも複数の議員が所属する会派を交渉団体にすること。また、1人「会派」をふくめて、すべての会派の意見を専重した議会運営をすること。
A議長、副議長の在任期間中の会派所属を無所属とし、公正な議会運営を行う客観的な条件を整えること。
B特定の会派の活動に対する議会事務局職員の「専任化」状態を見直すこと。

2, 全ての議員の発言を最大限保障し、議会の活性化と議会審議の充実を図るために
@一般質問の機会は、議員すべてに保障できるよう、会派の所属にかかわらず議員に平等に与えられるようにすること。  
※別紙資料参照。以下ABについても同
A一般質問の時間を拡大すること。  
B一般質問の議員の持ち時間については、答弁時間をのぞくこと。
C一般質問、議案質疑において、二度目以降の質問・答弁は議員・理事者共に自席から行うこと。
D一般質問、議案質疑において、一問一答方式を検討すること。
E議会のインターネット中継を導入すること。また、議案質疑、討論、採決などもCATV放送、FM放送を実施すること。
F土日、祝日を活用した議会や夜間議会など、広く市民が参加しやすい会議を開催すること。

3, その他
@議長の公用車の使用について、その必要性について見直すこと。
A行政視察における職員随行の必要性について見直すこと。 ※別紙資料参照
B議会活性化のための検討を系統的に審議できるように、「議会課題検討特別委員会」を継続もしくは、その主旨を引き継ぐ委員会を設置するなどの措置をとること。                                        


                                                                                                     以上


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