皆 様 か ら の 声

こちらでは、皆様からEメールで頂いたご意見等で掲載に承諾いただいたものを紹介します。
下から順に読んでくださいね。
(匿名とするため文章を若干変更している箇所もあります)

On Friday, January 3, 2003 at 21:42:17

新年あけましておめでとうございます。私はトヨタ自動車の社員で岡田君とも顔を合わせていると思います。
会報bP7を初めて読ませて頂きました。頑張っておられることがよく分かりました。その中で関心があるのは市体育館建設問題です。
私も体育館と隣接してグランドがあることは必要条件であると思います。
どこに出来るのでしょうか。猿投の運動公園にしても中途半端な公園です。

また、運動用具の納入は、いつも特定業者が落札するとのことです。ここは、殿様商売と評判のお店で、ある納品でも以前、定価をつり上げて値札を貼り、そこから伝票には割り引いて金額が書いてありますが、値段は通常の値段と変わらないというひどい商売をしています。

話を戻しますが、新しい体育館建設は競技団体なと専門家と相談して運動公園のような中途半端な公園に再びしないように良く練って建設して頂きたいと思います。サッカーの話もそうですが豊田市がワールドカップの開催地になることは100パーセント駄目と私は確信していましたよ。隣の静岡県が立候補していなかったら別ですが静岡と愛知ではサッカーに於ける格、と貢献度が比べものにならないからです。踊られされた市幹部の方の未熟さを悲しみますよ。トヨタ出身の議員さんでは個人の意見が出なく駄目です。とにかく若い力を発揮して大きい会派の暴走(失礼)を少しでもスピードが落ちるよう頑張ってください。

久しぶりに選挙をやる気持ちになってきました。支離滅裂な文章ですが本当のことです。
入会リーフレット送ってください。 


Friday, February 08, 2002  議員控室にて

匿名さんメールありがとうございます。
それぞれの質問に回答する前に1人の大人として一言述べさせてください。

 基本的には私はどなたからの質問にもできる限りの対応はさせていただくつもりでいます。そこで今回のメールで気になったことがありました。それは、Eメールという通信手段の利用です。どんな時間でもどこにでも早く低料金で思いを伝えることのできるEメールは非常に便利で有益なものだと思います。
 しかし、初めての関係でいきなり質問するのはいかがでしょうか?一般的な常識のある方なら匿名でも結構ですが、簡単な自己紹介くらいは必要ではないでしょうか。それにあなたは自分のメールアドレスをokada@ko1.orgとしています。これはいかがでしょうか。もしまた、メールいただける機会がありましたらその点よろしくお願いいたします。
 これはどなたに対しても、どの方にメールする際にも言えることだと思いますのであえて述べさせていただきました。こんなこというのはもう古いですかね。

では質問にお答えします。
1、自分が住んでいる街を少しでも良くするために何らかの貢献をしようとした結果、それなりのポジションにいないと意見すらいえないということを実感。住みよい街にするための1つの手段として議員になろう(市議選に出る)という選択をしました。究極的には市長になるのが最もいい手段だとは思いますが、今の私には非現実的でありますので。

2、2回も落選していますし、思ったことは色々ありますので具体的な質問をしてくださると助かります。一言だけ言えば、「悔しい。今の私は市民にとって必要ではなかったということか」と認識したことでしょうか。

3、自分は豊田市民にとって必要であるという思い込みでしょうか。それでも36歳、40歳と連続して落選するようなことになれば私も家族を養っていかなければなりませんのでそれ以降は出馬を断念するでしょう。

4、どう計算すればいいのでしょうか。政治活動費、選挙活動費、選挙準備費、自己啓発費、後援会への寄付等いろいろありますし、私は選挙ごとに会社を退職していますのでかかったとなると計算できません。これも具体的にお示しいただければ幸いです。選挙費用後援会費用はこちらを参考にしてください。

5、前回の補選は、特殊だったと思います。一言ではいえません。匿名さんが豊田市民で市政にある程度の認識があれば想定できると思いますが、これ以上はここでは言えません。

6、他の議員のことは正直なところ分かりません。でもいやいや議員になった方でも支援を受けた組織、地域のためには働いていると思います。私自身としては能力一杯まで働いているつもりです。しかし、正直なところ私は「想い、情熱だけ」で議員をやっていますが、本来であれば「それプラス能力のある方」に議員になっていただきたいものです。それには今の議員報酬、政務調査費ではそうした方はなかなか飛び込まれないのが現実だと思いますが。

7、何を持っておいしいと言われるのかわかりませんが、いいこともあれば悪いこともあるでしょう。公職として公の立場で意見を述べることができる。それを尊重していただける。いろんな行事に呼んでいただける。多くの方と出会うことができる。そんなところでしょうか。また、以前も書きましたが、保護者でもないのに母校の入学式、卒業式、運動会、学校祭に招待いただけることはまた格別のうれしさがあります。

8、儲かりません。年収は約1000万円ほどになりますが、仕事をやればやるほど持ち出しになりますし、必要経費も確定申告の控除の対象にはなりませんので40〜60歳くらいの議員の生活は大変だと思います。今の私は扶養家族もまだ少ないので多少の余裕はありますが、選挙運動費用準備金積立や事務所維持費、後援会活動費の寄付、政務調査費では足りない部分の研修参加費用、視察旅費等これらを考えると生活は一杯一杯です。

匿名さん、まだ答えきれていないと思いますのでまたメールください。


Friday, February 08, 2002 3:01 AM
匿名さん

政治に興味があるのですが、
1・立候補しようと思った訳(政策とかが聞き たいわけじゃないです)
2・落選したときに思ったこと
3・それでも出馬を諦めなかった訳
4・当選までにかかった費用
5・当選できた理由(政策が住民に受け入れられたから等でなく、自分でこんなことが良かったんじゃないかという感想みたい事が知りたいです。)
6・議員というもの全員が本当に住民の為に働いているか(おかだ先生も含めて)
7・議員と いう仕事はおいしいか
8・金は儲かるかという質問に答えて貰いたいです。
後でホームページを確認しますので答えておいてください。かっこつけた返事はいりませんので率直な意見が聞きたいです。
Sunday, December 02, 2001 4:16 PM
RE: 越境通学の件


調べてくれてありがとう!
掲載はまちろんOKです。
反響が有れば逆にありがたいので・・。
娘の中学に間に合うようやってみたいと思います。
分からないことが有ればまたよろしく。

Thursday, November 29, 2001 4:13 PM
Subject: 越境通学の件

○○さま。
37期のおかだ耕一です。

> うちの長女が来年から小学校なんだけど、家はとても豊田市に近く、できれば豊田市の中学に行かせたいんだけど(猿投中学たぶん)そこで出来れば小学校から加納小学校に行ければなお良いのかとも思う。でも今は越境が出来ないらしく可能性が薄い。
>加納小も猿投中学もだんだん少子化で人数が減ってきていると

結論から言うとやはりできないようです。
豊田市の教育委員会に確認したんだけどその自治体の中なら事情によっては可能なんだけど、市境を越えると自治体間の条例、規約等がないとダメらしい。

ちなみに豊田市と岡崎市では次のような規約があります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○岡崎市と豊田市との間の教育事務の委託に関する規約

昭和56年3月28日締結
(委託事務の範囲)
第1条 岡崎市は、岡崎市日影町地内の学齢児童の教育に関する事務(以下「委託事務」という。)を豊田市に委託する。
(経費)
第2条 委託事務に要する経費は、岡崎市の負担とする。
2 前項の経費の額及び交付の時期は、岡崎市長と豊田市長が協議して定める。
(条例等改正の場合の措置)
第3条 豊田市長は、委託事務の管理及び執行について適用される豊田市の条例、規則その他の規程の全部又は一部を改正しようとする場合においては、あらかじめ岡崎市長に通知しなければならない。
(その他必要な事項)
第4条 この規約に定めるもののほか、委託事務の処理に関し必要な事項は、岡崎市長と豊田市長が協議して定める。
付 則
(施行期日)
1 この規約は、昭和56年4月1日から施行する。
(規約の廃止)
2 岡崎市と松平町との間の教育事務の委託に関する規約(昭和37年7月1日施行)
は、廃止する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○豊田市と岡崎市との間の教育事務の委託に関する規約

昭和56年3月28日締結
(委託事務の範囲)
第1条 豊田市は、豊田市桂野町地内の学齢児童及び学齢生徒並びに豊田市長沢町地内の学齢生徒の教育に関する事務(以下「委託事務」という。)を岡崎市に委託する。

> それとなぜ越境が出来ないのか教えて?

例えば、近いからとか、学校が新しいからとか、教育水準が高いからとか、いろんな理由で可能になってしまうと収拾がつかなくなってしまうからではないでしょうか。
やはり、条例、規則、規約等に基づいて実施するということで仕方がないのかなと私も思います。
この4月からの小学校入学には間に合わないかもしれませんが、中学校入学を考えれば今から行動をおこせば可能だと思われます。

@町議会において一般質問等で地元議員、トヨタ系議員に取り上げてもらう。
A藤岡町議会に豊田市との越境に関する規約を作ってもらうように請願(陳情)する。
請願は紹介議員が必要となりますが、議会で審議し、採決します。
陳情は採決までしません。  (豊田市の場合)
B平成15年の統一地方選挙において、そうした思いがある議員を候補として立てる
C        〃                        議員を推薦し、支援する。 等々

私は、藤岡町議とはパイプがありませんので申し訳ありませんが、皆さんの前でお話しくらいはできますので機会があれば呼んでください。
これは、○○家だけの問題ではなく、地域の問題、全町の問題として考え、実現に向け頑張って欲しいと思います。
応援しますので。
良い回答ができずに申し訳ありませんでした。

また、何かありましたら連絡下さい。
なお、このやり取りを「皆様からの声」に掲載したいけどいいよね。
もちろん匿名で。
http://www.hm.aitai.ne.jp/~ko-okada/others/voice/shimin.htm
今後ともよろしくお願いします。
Saturday, November 24, 2001 12:35 AM

37期の○○です。ご無沙汰してます。
友の会会長の名前が有って開いてみましたが顔がみえんね!
なかなか頑張っているみたいだね。
ちょっと聞きたいことが有るんだけど・・・。
家は藤岡なんだけど、中学校が近くになく建設計画もなくなったらしい。
まー今後の少子化などいろいろ有るのでしょうがないと思うが・・。
うちの長女が来年から小学校なんだけど、家はとても豊田市に近 く、できれば豊田市の中学に行かせたいんだけど(猿投中学たぶん)そこで出来れば小学校から加納小学校に行ければなお良いのかとも思う。
でも今は越境が出来ないら しく可能性が薄い。
加納小も猿投中学もだんだん少子化で人数が減ってきていると聞 いているので、この際近くの学校に行けるようにしてくれない?
それとなぜ越境が出 来ないのか教えて?
それでは頑張ってね!
あとフジオ君にもよろしく。

Wednesday, October 24, 2001 9:11 PM

お忙しい中、わざわざ返事を下さってありがとうございます。
まさかいただけるとは思わなかったので、とてもうれしかったです。
ご依頼があったメールの掲載の件ですが、あんなのでよかったら使ってください。
うちの主人も岡田さんの支持者なので、喜ぶとおもいます。
では、いろいろ苦労や悩みなどあるとは思いますが、ホント、せっかく議員さんになったのですから、選挙の時だけ、市民に頭を下げに来るへんな人達とは違った、支持していて楽しい議員さんになってください。
期待しています。


Wednesday, October 24, 2001 4:46 PM

メールありがとうございます。
このようなメールが私にとっては非常に励みになります。
私がやろうとしていることは、今まで表に出ることの少なかった情報を皆さんに提供し、問題提起し、一緒に考えながらより良い市政の実現に向け、心ある方々と一緒に行動していくことです。
でも、今回の医療センターの件や市職員の優遇されすぎの健保問題等、やればやるほどその関係の今までの支持者の方々が離れていく状況です。
また、大きな支援組織をもちませんし、地元でもトヨタ系議員等がいる為、大きな支持は得にくく、次回の選挙も非常に苦戦が予想されます。
しかし、多くの市民が実情を知ったときにそれは???と思うことは指摘しなければ議員になった意味がないと思っていますので今後も同様に活動するつもりです。
今後も市民本位の議員活動をするよう頑張ってまいりますので引き続きご支援、ご指導お願いいたします。
また、失礼でなければ頂いたメールをサイト上に掲載させていけませんか。
名前は、伏せて。
お願いいたします。
最後になりましたが、お体にはお気をつけて。


Tuesday, October 23, 2001 11:00 AM

初めてメールします。

いつも会報を送ってくださって、ありがとうございます。
私は妹さんと一緒に働いていたものです。岡田さんがんばっているなーと思って、いつも感心しています。
特にこの間の地域医療センターの職員の医療費のこと、(でも結局、違った形で、職員には還元されるみたいですね。へんなの。)豊田スタジアムのことについては全く納得がいかないです。
今までも医療費のことなんて、ずーっとなーなーになっていたんでしょうね。
ホントふつうの会社とかからしたら、絶対問題になることが、お役所仕事だとならないことってすごく多いですよね。

知らないだけで、へんなことって一杯あると思います。
市民がそれらをまずしることが大事なんじゃないかなーと思うので、これからも頑張っていろいろ私達に教えてください。絶対応援します。

では、突然すいませんでした。寒くなってきたので、風邪などひかれませんように。

Monday, August 20, 2001 10:43 AM

岡田様
ご返事ありがとうございました。これでよい朝を迎えられました。
1度目は私のファイルに残っていなかったので、2回の送付になり失礼しました。
私の意図をご理解戴き有難く思います。

また私も「苦情処理」としての存在意義は認めます。
但し、78万円/月でオンブズマンを3名も雇う必要もないし、職員も4〜5名で充分だと確信しています。

サイトでの公開は逆にお願いしたいぐらいですので、是非公開してください。

岡田さんのような市民派の登場が国を良くする源泉になると思います。こちらこそ今後ともよろしく願いたいと思います。
益々のご活躍を期待します。

Sunday, August 19, 2001 10:17 PM

豊田市議の岡田耕一です。
丁寧なメールありがとうございました。
また、2度もメールいただいたにもかかわらず返信が大変遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

江口さんにご指摘いただいた点、大変興味深く読ませていただきました。

当然、行政視察で当局から説明いただく場合、あまり悪いことは言わないことは当然だと思います。
そのあたりは、自治体に視察に行く際には、常に考慮しているつもりでしたが・・・。
しかし、多くの市民の方が疑問を感じていることを全く気付かなかった私も調査不足でした。
ただ、市民オンブズマンと官製組織が名乗ることの是非はともかく、、「苦情処理係」、「直ぐやる課」の域の組織すらない豊田市にはうらやましい感はあります。

江口さんの意図するところ十分理解したつもりです。
もしお許しいただけるのであれば今回のメールを私のサイトで公開したいのですがいかがでしょうか。
もちろん、氏名、アドレスは非公開で。(その後のご本人の希望により氏名は表記しました)

また、いつ行けるかわかりませんが、そちら方面に行った時、いろいろご教授いただけましたらうれしいのですが。
今後ともいろいろご指導いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

Thursday, August 16, 2001 5:56 PM

おかだ耕一様
前略、突然の連絡で恐縮ですが、年長者の特権としてお許し下さい。
私は「かわさき市民オンブズマン」の代表幹事の1人を務めている江口武正と申します。
偶然、「おかだ」様のホームページを拝見する機会があり、川崎市の視察、特に「川崎市民オンブズマン」の報告(参考1)にフラストレーションがたまりご連絡しています。
オンブズマンを名乗るのであれば、行政の不正を追求することが必要であり、リクルート事件の発祥の地「川崎市」が笛や太鼓でオンブズマンを宣伝するのなら、行政の不正に立ち向かう制度でなければなりません。しかし現在の「川崎市民オンブズマン」(官製オンブズマン)の仕事は、「苦情処理係」、「直ぐやる課」の域の組織です。川崎市が公募もせず指名したオンブズマンに市民の名をつけるのは僭越です。
私も1市民として、官製オンブズマンに期待し、初期の段階で相談したことがあります。
「納税貯蓄組合」の件でした、納税者が何人か集まり組合を作ると補助金が出ると言う前近代的な制度のことです。しかし官製オンブズマン事務局長から、1時間もねばり交渉したにもかかわらず、「直接の当事者」でないことを理由に門前払いをうけました。(税金を納めているので、私も立派に当事者ですが)これで私は官製オンブズマンに見切りをつけました。
余談ですが、「納税貯蓄組合」は私が情報公開、監査請求等をして、改善し、私の住む川崎市麻生区では組合数が0になりました。千万円単位の補助金の節約です。
私どもの活動は無論、無償の活動です。同様の不満を持つ市民は大勢居ます。
現職を別にもつオンブズマンに70万円以上の月給(3日/週勤務)を支払うことは税金の無駄遣いそのものです。事務局が用意した案件を判断するだけで、実際の活動は事務局主導です。官製オンブズマン発案者の篠原東大名誉教授に機会があり、当件で苦言を呈しましたが問題意識がありませんでした。高橋現市長の点数アップが目的そのもののようです。
おかだ様のような優秀な方も誤解されるので、川崎市の作戦は成功なのでしょう。
我々が放置してきた責任もありますが。我々「かわさき市民オンブズマン」(民間オンブズマン)は行政の不正に真っ向から挑戦しています。土地開発公社が先行投資しそのまま寝ている、「塩漬け土地」を明らかにしたのも民間オンブズマンです。南伊豆の保養所用地を高額で川崎市(公社)が買い入れた問題では、訴訟を起こし今年1審で勝訴してます。(詳細はHPをご覧下さい)
民間・官製を混同して官製オンブズマンが良くやったと褒めている市民も多く、名称の問題が今年の我々の総会でも討議されたことあります。(参考2)
長々と記述しましたが、川崎市の説明を鵜呑みにすると真実とかけ離れた報告になること、世の中裏と表があること、を訴えたかったのです。
賢明な「おかだ」様ですので私の苦言を快く受け入れていただけると期待し連絡をさせていただきました。暑さの折ですが、身体に気をつけられ、市民の為の議員として今後ともご活躍を継続されますよう期待するとともに、お祈り申し上げます。
                                                                                                        草々

(参考1)おかだ様の報告
『豊田市における市民オンブズマン制度について今回の視察で川崎市がいかに市民の満足度向上の努力をしているかという事を短い時間ではありましたが垣間見ることができたように思います。この制度導入も現市長の高橋氏が市民ニーズをいち早く感じ取り、選挙公約として取り上げ、機運を盛り上げた結果だと思います。こうして政策決定された市長、並びに川崎市議会に敬意を払うと同時に同じ自治体である、豊田市にもできないはずがない。そう感じております。市民の満足度向上が現状の組織形態ででできないのであれば、組織の再編成やこうした新たな組織としての市民オンブズマン制度の導入が不可欠だと思います。私としては、ぜひ豊田市としても導入を前提とした調査研究をしてもらえるよう働きかけをしていくつもりである。』

「かわさき市民オンブズマン」HPより「http://homepage2.nifty.com/kawa-omb/」
▼市民オンブズマンの名称変更をめぐって
 N.S
  官製オンブズマンと私達の民間オンブズマンの名称は、混同され誤解をまねくので名称 を変更してはという意見がでている。たしかに文字で表記すれば漢字とひらがなで区別で きるとはいえ、音(おん)では殆ど同じであり一般市民ばかりでなく私達オンブズマンに入会 したての方々の一部からもそれまで混同していたという声があるのは事実である。かながわ 市民オンブズマンを設立するまえから川崎市市民オンブズマンの存在を知っていた者とし ては、名称が多少まぎらわしいとは思っても、私達こそ正統派市民オンブズマンであるとの 自負があったのでこの問題については一顧だにしなかった。
  結論からいえば私はこの問題にさほどこだわっていないし、私達の名称を変更するまでもないと私は思う。むしろ変更するとすれば、官製のほうこそ変更すべきではないかと考える。  ただ、会員の一部から変更してはという意見があるのだから、検討の材料として私見を述べてみたい。
  かわさき市民オンブズマンの名称は平成9年設立以来、マスコミでも再々とりあげられて おり、官庁関係にも知られた団体となっており、ことに裁判をつうじ、司法関係では定着し ていると考える。いまここで変更することは、一般市民の混同よりももっと混乱を招きかねな い。また全国各地の民間オンブズマンの名称は必ずしも統一されていないが、私達と同様 の「ひらがなの地名+市民オンブズマン」の名称を使用しているところがかなりある。(約2割 )ここ数年、各種オンブズマンが各地で設立されているが、なかには私達の志とは逆のオンブズマン活動をしているものもでてきており、この面でも混乱がしょうじている。この際、「ひ らがな地名+市民オンブズマン」に統一すべきではないかと考える。
 一方、官製の「川崎市市民オンブズマン」の名称についてあらためて考えてみると、この 制度導入にあたって名称決定の際、「・・監視官とか護民官などといった固い名称を用いる よりも・・市民オンブズマン、市政オンブズマン、もしくは行政オンブズマンも考えられるが、 市民の利益を擁護するための、市民の代表という意味合いからいって『市民オンブズマン』 と命名するのが最適である考える。」と由来を述べている。
 しかしながら?オンブズマンの候補者自体、行政で選んだものであり市議会にはかったう えではあるが、その最終決定は市長であることからみても市民の代表とは言えない。?また そのオンブズマンは、市から高額の報酬を得ており、任期中の身分は非常勤の特別職であり市民の立場をはなれている。  このように、公募でもなく、一般市民の関与しない形で行政側が決定したオンブズマンをどうして市民の代表といえるであろうか。
  昨年11月末で条例もしくは要綱により設立されている官製オンブズマンは全国各地で21 ほどあるが、地方自治体名に市民オンブズマンを名乗っているのは、川崎市市民オンブズマンのみである。他は地方自治体名+オンブズマンまたは行政オンブズマン(8)、地方自治体名+苦情調整委員または苦情審査員(7)などの名称であり、秋田県のみが秋田県県民行政相談員とまぎらわしい名称となっている。
 こうしてみると、川崎市のみが実体にそくしていない名称を使っているのであって、むしろ、 名称変更するならば川崎市の官製市民オンブズマンの方こそ変更すべきではないかと考える。  以上検討の材料にしていただければ幸いである。