浦和市について

1、武蔵浦和駅再開発事業について
  武蔵浦和駅再開発事業は、1街区から4街区と6街区、7‐1〜7‐3街区、8‐1〜8‐3街区と9街区の合わせて12の街区、約30.2haの再開発事業がある。
  直接、現地を見せていただいた店舗、高層マンションをむくむLAMZA(ラムザ)や建設中でH13年2月竣工予定の地上38階、地下2階のライブタワーの分譲住宅が、即日完売になるというところを見ると、首都圏の玄関口というより首都圏の一部という認識からこうした大規模開発が今でも可能なんだなと変に感心してしまった。
  当然こうした、高層ビルはセキュリティや防災対策も見るべきところはあったが、現在では、あたりまえと言えばそれまで。本市に参考にできることはというと、地理的要因等により大変、回答が難しい。

2、浦和市の樹林地の保全制度について
  浦和市では、美しく個性ある都市景観の方向性を明確にするとともに、個性ある公共空間の整備を地域社会と一体となって、地域特性に応じた景観の保全と創出を図っていくために都市の環境づくりに欠かすことのできないみどりの保全を都市緑地保全法、浦和市環境保全条例、ふるさと埼玉緑を守る条例(県)に基づき行なっている。景観の優れた自然環境が残っている区域は、自然緑地保全区域に指定。現在の指定区域は「南浦和自然緑地」など16箇所。そのうち公開型が3箇所しかないというのは、ちょっと寂しい。
  相続の関係で市へ買い取りの打診があったにもかかわらず、再開発業者に買い取り価格で負けてしまったという緑地ことを聞くと市民合意の観点から考えても市民に理解を求めた上で高値でも買ってほしかったと思う。本市でも緑地に限らず市民にとって本当に有用なものであればこうした検討も必要ではないだろうか。

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